竹をイメージさせる笹はとても好きなモチーフです。竹は四季に渡り色を変えず、真っ直ぐ伸び、節の固いところから君子の象徴とされています。竹刀のイメージで剣と組み合わせてみました。一人一人の力は竹で出来た剣のように小さなものですが、合わされば大きなものとなります。また、個々の刃先は常に研いでいたいものです。 |
悲惨な戦国時代でも空を艶麗優美に舞う蝶は人々の目を引き、ひと時の安らぎを与えたのではないでしょうか。胡蝶で囲ったのは桃です。美しい形を持つ桃の実は古来は魔よけのシンボルであり、‘古事記’にも記載されています。桃の節句は本来‘邪気祓い’の行事です。美と息災無き暮らしを表現しました。 |
兜と刀のイメージのとても力強いデザインです。兜の角の象徴である鍬形で剣を囲った攻守一体の表現です。良し悪しは別として、資本主義社会が発展した中では、戦いは一生続きます。力なき正義は無力です。また、正義無き力も同じく無力でしょう。
(大山倍達 総裁談)
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